歯科コラム

50代以降の方に向けたホワイトニング


Smiling young woman. Cosmetological teeth whitening in a dental clinic. selection of the tone of the implant tooth.

早速ですが、きっとこの記事を読んでいらっしゃるのは、ホワイトニングに興味があるけど私の年齢ではちょっとはずかしいかなぁ~?と考えていらっしゃるのでしょうか。

「何歳までホワイトニングは大丈夫なの?」「やってみたいけど出来るの?」と思いますよね。

実は何歳でも可能です。(少なくともうちで行っているポリリン酸ホワイトニングに関しては)

実は、ご年配の方にこそホワイトニングをお勧めしたいと思い、この記事を書いています。

人の歯は年齢が上がるにつれて色が濃くなっていきます。

鏡で見ると「こんなに色が濃かったっけ?」って思いませんか。

「何かこの年齢でホワイトニングお願いするのは恥ずかしいのだけど・・・」

そうですよね。

そう思いますよね。

そこが一番のハードルと思っていらっしゃる方はいっぱいいらっしゃると思います。

でも安心してください。

当医院では沢山の人生の先輩方がホワイトニングをされています。そして皆さん、「やってよかった」と言っていらっしゃいます。

写真をご覧になってみていかがですか。

但し、ホワイトニング後の特徴として、歯の横縞が目立つ場合があります。これは歯の特徴なのである程度はしょうがないのです。でも繰り返し行うと差が目立ちにくくなってきますし、それよりも白くなった事の方がメリットが多いのです。

歯が白いとどんなメリットが?

歳をとって行くと体のあちらこちらに年輪が刻まれていきます。その中でも歯のホワイトニングはお手軽に(口を開けて寝ているだけ)で綺麗になります。沢山の保湿剤や栄養剤など購入して使い続けなくてもすぐに白くなります。

今はまだマスクをしている人もまだ多いですが、外すようになった方も多いと思います。

例えば人は、挨拶の時など対面したときに意外と歯を見ています。

もし、ニコッと笑った時に白い歯が見えたら良いと思いませんか。

清潔感があるし、仕事が出来そうなイメージがないですか。

これからの時代は(アメリカなどでは仕事の時には特に)歯を見せてスマイルする!

相手への交友を示すとても大切な仕草なのです。

もし歯にいっぱい目立つ詰め物があって、茶色くなっていたらお口を開けてスマイルしたり、笑ったりするのが嫌ですよね。 女性の方は特に手で口元を隠してしまったりしては、相手にしてみたら「交友的」には見えないのではないのでしょうか。

ホワイトニングはどうやってするの?

簡単に手順についてお話します。

まずは歯のクリーニング。

表面に歯垢や着色、ペリクルと呼ばれるタンパク質の膜があります。これを取ります。これをしっかり取って置かないと、漂白する薬剤が浸透して歯を白くすることが出来ないのです。大切なステップです。

次は歯ぐきに薬がついても大丈夫なように、保護材を塗ります(写真の青いところ)。 光で固まる素材を使っています。

それから薬剤を作って、歯に塗っていきます。

次に漂泊の作用の効果を高めるために紫色のライトを当てます。この時に温度が少しでも温かい方が効果が更に上がるためにタオルでお口の周りを覆います。

当院で使用しているポリリン酸ホワイトニングは温度に反応して効果が高まります。

これで9分間照射します。

時間が来たら薬液を拭き取ります。

以上のステップを合計3回行います。

その後で拭き取って、洗い流してトリートメントのお薬を塗って終了です。
写真は今の3回の施術を3回 行ったビフォーアフターです。

次の写真はテトラサイクリン歯と言われる、お薬が原因で歯の色が濃くなってしまった歯です。

テトラサイクリン歯はホワイトニングでは効果が出にくいと言われていますが、この方は何回もホワイトニングをしてこの歯の明るさを手に入れることが出来ました。

ここで注意が必要なことがあります。

当院で行っているポリリン酸ホワイトニングだから、何回もホワイトニングを立て続けて行っても大丈夫なのです。

多くの歯科医院で行っている1回で白くなるホワイトニングに使う薬剤とは少し異なっています。

多くのホワイトニングの薬は、ホワイトニング終了後の歯の表面を電子顕微鏡で見ると粗造になっています。 そのため、施術を繰り返し行うと歯をすごく痛めてしまいます。

一定期間を置いて、歯の表面が回復してからでないと2回目、3回目の漂白を行ってはいけないのです。

ホワイトニングの効果はいつまで続くの?

これは個人差が大きいのですが、ほとんどの方は半年から1年くらいで、元の色の濃さの半分くらいに戻ることが多いです。 1年経ってもあまり変わらない方もいらっしゃいます。

あれ? 色が濃くなってきたかな?・・・・

と思ったら、早めの再ホワイトニングを1~2回行うと良いです。

元の白い歯を手に入れられますし、更にもう少し白くなる方もいらっしゃいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

やってみても良いかな? と思いませんか。

良さそうに思えるホワトニングですが、デメリットについて最後にお伝えしておきます。

デメリットはズバリ、時間と費用です。

時間に関してですが、1回で約1時間かかります。  お勧めとしてはこれを3回繰り返します。(3日間に分けて行う方がほとんどです。)

費用ですが、基本的には1回で¥15,000-です。

3回行うと¥45,000- になります。

但し、連続で3回行って頂く方には割引がありますので、費用はだいぶ安くなります。

私はいつもご年配の方もホワトニングをしてくれて、白くなった歯で「ニコッ!」として帰っていく姿はいつも嬉しくなります。

そして、ホワトニングの2次的なメリットとしては、ホワイトニングした方のほとんどがお口のケアが更に向上しますし 笑顔も多くなります。

毎年、夏の7・8月と冬の12月・1月にはキャンペーンを行っています。

いつもより割引価格でご提供できますので是非チャレンジしてみてください。

70歳代、80歳代の方には更に強くお勧めします。 是非やって欲しいと思います。


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